スマホカメラから、ちょっといいカメラを使ってみたいな。
高価なカメラを買っても、使わなくなるのではないか?という心配があるのだけど...
この記事では、このような悩みをもつ方に向けて、大学生の僕が、20万円以上奮発して「一眼カメラを買う理由、買ってよかったこと」を紹介します。
僕自身、「高価なカメラを買っても、すぐに使わなくなったらどうしよう」という心配とともにミラーレス一眼カメラを始めました。
しかし、カメラを趣味にしてから3年となる今では、どこへ行くときも持っていくほどに使いこんでいます。
さらには、カメラマンとしても仕事をいただくようにもなり、「好きなことでお金をもらうことができる幸せ」を享受している今では、本当にカメラを初めて良かったなと感じています。
ぜひこの記事を読んで、スマホから一眼カメラへステップアップを考えている方に、カメラを買う一歩を踏み出していただけたらと思います。
ちなみに、こちらに一眼カメラにて撮影した作品を、解説とともに掲載しています。
ぜひ見てみてくださいね。
この記事は、スマホカメラ等で”写真を撮る習慣”がある方に向けとなっています。
写真を撮る機会自体が少ないという方は、高価なカメラを買うことは個人的にはおすすめしておりませんので、ご了承下さい。
目次
スマホカメラと一眼カメラとの違いは?
まずは、スマホに搭載されているカメラと、一眼カメラの違いを見ていきましょう。
この違いが、「スマホカメラから一眼カメラへステップアップする理由」となります。
まずは早速、違いを3つ挙げさせていただきます。
1.センサーサイズの違い
2.形、重量の違い
3.レンズの違い
初心者の方は、まず「センサーサイズ?」「レンズ?」という状態かと思いますが、しっかりと解説するので安心してくださいね。
スマホカメラと一眼カメラの違いは、上記3つだけではなく、本当に数多くあります。
しかし、ステップアップする際に最も影響を与える違いはこの3つですので、まずはこの3つを、一つ一つ解説していきます。
センサーサイズの違い
スマホカメラも、ミラーレス一眼カメラも、”レンズ”と”センサー”という2つのパーツはどちらにも搭載されています。
どちらも、レンズから入った光がセンサーに当たり、それを記録して写真と言うかたちにしているのです。
そして、センサーに入った光が多ければ多いほど、画質が良くなると言われています。
センサーに入った光と画質の関係はこちら↓
スマホと一眼カメラでは、一眼カメラのほうがセンサーサイズが大きいのです。
スマホはスマートフォンと言われるように、できるだけコンパクトに作られていますよね。
ですから、大きなセンサーを物理的に搭載できないのです。
写真や動画を撮ることに特化して作られたカメラのほうが、センサーサイズが大きいのはうなずけますね!
大きいセンサーが搭載されているため、高画質な写真を撮ることができるのが一眼カメラの利点の一つといえますね。
形と重量の違い(かさばるけど撮りやすい)
スマホと一眼カメラの大きな違いの2つ目を紹介します。
スマホと一眼カメラは、その大きさと形、重量が大きく違いますよね。
スマホは、「手軽に持ち運ぶ」を意識して作られています。
ですから、形状はシンプルでポケットに入りやすく、引っかかる突起もないですよね。
それに対して、一眼カメラは写真を撮ることに特化して作られています。
写真を撮りやすいようにグリップがあり、押しやすい位置にシャッターボタンがあります。
連射しても熱に(ある程度)強いような設計でもあります。
その分、スマホに比べるとかさばり、重いのはデメリットとも言えるでしょう。
軽く手軽なスマホに対する、かさばるけど綺麗に、シャッターチャンスを逃さず取れるカメラ。
一眼カメラの形に関して僕がこの段落で一番推したいことなのですが、「一眼カメラはシャッターを切るのが楽しい」「写真を撮る事自体が楽しい」ということが挙げられます。
グリップを握り、カメラを構え、ファインダーを覗き、シャッターボタンを押すと心地よいシャッター音が反応します。
撮る瞬間の前後に、このような流れを体感できるのは、一眼カメラの大きなメリットです。
レンズの違い
一眼カメラの3つ目の特徴は、”レンズ”にあります。
スマホを見ていただけば、背面に2つか3つ、レンズがついていることがわかりますね。
このレンズですが、役割は「光を集め、光をセンサーに届ける」ことです。
レンズによって集める光の範囲が違います。
つまり、どれくらいの範囲を写すかを、レンズを交換することで変えることができるのです。
「どのくらいの範囲を撮影するかを変えることは、スマホでも2本指でできる」と思った方もいるかと思いますが、スマホの場合、範囲を変えると画質が劣化してしまいますよね。
例えば、最もズームをすると、とても粗い写真になってしまいます。
一眼カメラは、レンズを交換することで、”画質を劣化させずに”どれくらいの範囲を写すかを変えることができるのです。
これは、「遠くの山を綺麗に撮りたい」「人や動物を、写真いっぱいに写したい」というときに威力を発揮します。
その他、レンズの中には、「とてもボケやすいレンズ」というようなものもあります。
スマホの場合は、ポートレートモードなどである程度はぼかす事ができますが、”輪郭が不自然”、”人以外のものもぼかしたい”という場合は使えませんよね。
「”ボケ”をたくさん使った写真をってみたい」と言うのは、十分、一眼カメラを買う理由になると思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
一眼カメラを買うことで、キレイ写真やエモい写真、遠くの写真や魚眼写真など、多彩な写真を撮ることができるようになります。
更には、「グリップを握り、カメラを構え、ファインダーを覗き、シャッターボタンを押すと心地よいシャッター音が反応する」というような”写真を撮る体験”をすることができます。
撮って楽しく、見て楽しい。
この記事を読んで、一眼カメラの世界を知ったあなたと、そんな一眼カメラの世界で会えることを、楽しみにしています。