NFTアートが高価格で落札された!
ブロックチェーンとNFTって同じもの...?違うもの?
最近は「NFT」と「ブロックチェーン」という言葉を、デジタルアートなどの言葉と一緒に聞くことが多くなってきましたよね。
この記事では、NFTってよく聞くけど何のことだろう?と思うけれど、「難しそうだから」という理由で避けてきた人に向けて、分かりやすく専門用語を使わずに解説していきます。
是非この記事を読むことで、人に教えられるようになって頂けたらと思います。
目次
NFTとはズバリ、何のこと?
「NFT」という語句は、「Non-Fungible Token」の略で、日本語的には「非代替性トークン」と言います。
おそらく、「非代替性が何かを知りたいのに」「トークンがもう分からない」と思った方が多いと思います。
まずは「非代替性」と「トークン」について解説していきます。
NFT=非代替性トークンとは
前回の段落で、用語について知ることができました。
この段落では、その用語が何なのかを解説していきます。
非代替性とは、唯一のものを表す
非代替性とは、
- 他と変えることができない
- 他とは区別できる
- 等価交換はできない
というような意味を持っています。
分かりにくいので、下の例をご覧ください。
ある日、皆さんが大好きなモデルさんの写真集が発売されることになりました!
そして、入手経路はどうやら2つ。
一つは、本屋さんに入荷されたものを買う方法。まちなかの本屋さんに直接行くことで買うことができます。
そしてもう一つは、直筆メッセージを付けてくれるサイン会も行われるそうです。ファンからしたらとっても魅力的です。
数年経過し、写真集を手放すという事になりました。
①普通の本屋さんで写真集を購入した場合
普通に本屋さんやフリマサイトで売ることができます。
なぜなら、”自分の名前のサイン”もなく、保存状態がよければすぐ売れるはずです。
つまり、取引が成立すればですが、いくらかのお金と引き換えることができる=等価交換できる、という事です。
②サイン会にて、直筆メッセージ入り写真集を買った場合
もし売ろうとするとき、この写真集には、自分へのメッセージが書かれてしまっています。
自分の名前も書いてくれてあります。
そんな写真集をオークションに出しても、誰あての写真集かが明白であり、とても買ってくれそうにはありませんよね。
他人からしたら人の名前入りをわざわざ買いたくないし、自分からしたらお金では買えない魅力のあるものです。
つまり、等価交換できないわけです。
非代替性とは、
- 他と変えることができない
- 他とは区別できる
- 等価交換はできない
というような意味を持っています。という説明をしました。
「他と区別できる」というのは、普通に売ってる写真集は、買ってもよくあるもののうちの一冊です。
それに対して、「モデルさんが自分への直筆メッセージを書いてくれた写真集」なら、これは世界に一冊しかないですよね。自分にあてたメッセージ付き写真集なので、所有者もはっきりするわけです。
このように、非代替性というのは、「他の物とは違うことがはっきりしていて、誰の目にも明らかである。」「等価交換することができない」というような意味合いを持っているのです。
トークンとは
トークンとは、一言で説明するのは難しいですが、もし一言でいうなら、「貨幣」と言い換えてみてください。
NFTやブロックチェーンの話題の文脈で「トークン」がでたら、これは「貨幣」の意味と思って読みましょう。
非代替性トークンとは【まとめ】
先程、「非代替性とは、他のものと交換することができないようなものと」説明しました。
そして、「トークン」がでたら、これは「貨幣」の意味と言うことです。
これらを合わせると、非代替性のトークンとは”非代替性の貨幣”つまり、他のものに勝手に変えられてしまうことがない貨幣、という事になります。
まとめ
この記事では、NFTという言葉とはなにかということを解説させていただきました。
”NFT=非代替性の貨幣”という概念が十分に理解いただけたら幸いです。
こちらの記事では、NFTとブロックチェーンの関係について解説していますので、ぜひ合わせて読んでくださると知見が広がることかと思います。
それではお疲れ様でした!